- シャルンホルスト級戦艦
- ビスマルク級戦艦
シャルンホルスト級戦艦
![](https://uc-style.com/wp-content/uploads/2025/02/Scharnhorst.jpg)
艦名 | 就役年 | 基準排水量 | 最大速度 |
---|---|---|---|
シャルンホルスト | 1939年 | 31,850t | 31.6kt |
グナイゼナウ | 1938年 | 31,850t | 31.6kt |
第一次世界大戦以降、久しぶりにドイツが建造した大型戦艦。主砲は28センチで、他国の戦艦に比べると小さい。38センチ砲に交換する計画もあったが、結局交換されることはなかった。攻撃力が低い代わりに速力に優れており、イギリス海軍はシャルンホルスト級戦艦を「巡洋戦艦」と呼んでいた。事実、速力を活かして通商破壊作戦を行い、戦艦との戦闘は避けるという巡洋戦艦のような運用をされた。
ビスマルク級戦艦
![](https://uc-style.com/wp-content/uploads/2025/02/Tirpitz.jpg)
艦名 | 就役年 | 基準排水量 | 最大速度 |
---|---|---|---|
ビスマルク | 1940年 | 41,700t | 30.8kt |
ティルピッツ | 1941年 | 42,900t | 30.8kt |
1935年、ドイツはイギリスと軍事協定を結び、排水量35,000トンの戦艦を建造することになった。しかし実際には協定を守る気はさらさらなく、はるかに巨大な戦艦を建造し始めた。こうして建造されたビスマルクとティルピッツは、イギリス海軍にとって大変な脅威となった。
ドイツ海軍は敵に艦影を誤認させるため、似たようなシルエットの軍艦を建造した。ビスマルク級戦艦、シャルンホルスト級戦艦、アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦は同じような形をしていて見分けにくく、実際に誤認させる効果が高かった。